町長あいさつ

更新日:2024年06月13日

 このたび、町民皆さんのご支援によりまして、令和6年4月27日から2期目となる、町長の職を担わせていただいている佐藤英司(さとうえいじ)でございます。引き続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 当金山町は、1925年(大正14年)1月1日に誕生し、来年令和7年1月1日に100周年となります。時代の変遷とともに、大小無数の課題を乗り越えて、町が脈々と現在に至っていることに敬意と感謝を申し 上げるものです。この大きな節目を記念し、令和6年度は各種の「町制施行100周年記念事業」を開催して町全体を盛り上げてまいります。そして、その盛り上がりをプラス材料として、101年目からの新たな一歩を元気に、着実に進めていきたいと考えております。

 金山町史によると町制スタート時の大正14年の人口が8214人でスタートして、その後の人口推移では、最大が1950年(昭和25年)の10299人、その後昭和60年に8000人、平成17年に7000人、平成27年に6000人、令和4年には5000人を切りました。減少スピードが徐々に加速しています。この減少スピードを少しでも緩めたいところですが、その方策は至難を極めます。少子化対策、定住対策、雇用対策、交流人口対策などを複合的に推進することで、何らかの道筋が見える可能性があります。人口減少の影響は社会的にも大きなものがあります。消費購買力の縮小や地域経済力の減退、様々な活動の担い手不足など全体的に活力を減じさせる傾向にあります。それには、地域にある力、資源を発掘、再発見して、プラス思考で臨んでいく姿勢が、こういう時だからこそ大事だと思います。 人口減少下にあっても、それぞれの産業が元気で、各種団体活動や地域活動が活発化し、子どもたちの明るい笑顔と健康長寿の方が多ければ、町全体の活力維持になります。これからも、元気な産業の育成、諸活動・人材の育成、健康づくり推進に特に力を入れて取り組んでいきたいと思います。

 さらに、具体的な取り組み課題の大きな柱として、私は次の6項目を掲げて進めていきたいと考えております。第1に「人口減少カーブを緩やかに」、第2に「町財政の健全化、安定化の維持」、第3に「美しい景観の保全と防災・減災対策の充実」、第4に「未来につながる産業の振興」、第5に「町づくりは人づくり」、第6に「当面の取り組み課題への対応(町制施行100周年記念事業の遂行、町民のためのDXの推進、中央公園化構想の具現化など)」ということです。以上の項目は、これまでの取組みの延長線にあるものが大半ですが、容易に成果が上がるものではないと考えられます。それでも、地道に着実に取り組んでまいります。 私は町づくりのモットーとして「対話を重視して、公平で誠実な町づくり、オープンでクリーンな町づくり」を心に刻んで、進めていきたいと考えております。そして、更なる「住んで良し、訪ねて良しのまちづくり」を目指して、全力で取り組んでまいります。皆さんのご理解、温かなご指導、ご協力をお願いいたします。

この記事に関する
お問い合わせ先

総務課 総務係

〒999-5402
金山町大字金山324-1(金山町役場内)
電話番号:0233-29-5600 ファックス:0233-52-2004
メールでのお問い合わせはこちら