帯状疱疹予防接種

更新日:2025年05月09日

令和7年度帯状疱疹予防接種費用の一部助成を行います

帯状疱疹とは

多くの人が子供の時に感染する水痘(水ぼうそう)のウイルスが原因で起こります。水痘が治った後もウイルスは体内に残り、加齢や過労・疾病などで免疫力が低下すると、再び活性化して帯状疱疹を起こします。症状としては、体の片側のどちらかに帯状に一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に赤い発疹や水泡が出てきます。顔や目、頭などに現れることもあります。高齢者がかかると重症化しやすく、痛みが長引いたり、顔面神経痛などの後遺症が残ったりすることもあります。70歳代で発症する方が最も多くなっています。

合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。

予防接種は、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

定期接種

令和7年4月1日から帯状疱疹ワクチンは、予防接種法に基づく「定期予防接種」となりました。年度毎に定期接種の対象者が定められており、対象となる年齢の方は接種費用の助成が受けられます。

≪対象者≫

1、令和7年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、 95歳、100歳になる方

※令和7年度のみ、101歳以上になる方も対象

65歳:  昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれ

70歳:  昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれ

75歳:  昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれ

80歳:  昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれ

85歳:  昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれ

90歳:  昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれ

95歳:  昭和   5年4月2日~昭和   6年4月1日生まれ

 100歳:大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれ

  101歳以上:大正14年4月1日以前に生まれた方

2、60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害がある方(身体障害者手帳1級)

(注意)対象となるのは、令和7年4月1日~令和8年3月31日までの1年間のみです。例えば、令和7年度で65歳になる方が、5年後の70歳になる年度にもう一度接種対象にはなりません。接種の機会を逃さないように気を付けましょう。

≪接種期間≫ 令和7年4月1日~令和8年3月31日

※令和7年度の対象の方へ、4月に案内・予診票を送付しております。

※接種費用から助成額を差し引いた金額をお支払いください。

任意接種

金山町では令和7年度のみ、任意接種として、50歳以上で定期接種該当年齢以外の方を対象に、接種費用の一部助成を受けられます。

≪対象者≫ 50歳以上で定期接種該当年齢以外の方

※個別の案内は送付しておりません。接種を希望される方は、医療機関にご予約をお 願いします。

※町立金山診療所で接種した場合:接種費用から助成額を差し引いた金額をお支払いください。

※町外医療機関で接種した場合:償還払いとなります。接種費用を全額お支払いしたのち、領収書と振込口座のわかるものを健康福祉課健康係までお持ちください。

≪接種期間≫ 令和7年4月1日~令和8年3月31日まで

≪ワクチンの種類と助成額≫

種類

組換えワクチン(シングリックス)

効果:90%効果期間:9年以上

特徴:予防効果が高い。持続効果が長い。

免疫低下の方も接種可能。

筋肉痛など痛みが高確率に出現する。

2回の接種が必要で、料金が高い。

生ワクチン(ビケン)

予防効果:50~60%

効果期間:5年程度

特徴:1回の接種で済む。

料金が安い。

持続期間が短い。免疫低下の方、ステロイド剤、免疫抑制剤を内服している方は接種できない。

接種方法回数

筋肉注射。2回。

(2か月後に2回目の接種して下さい)

皮下注射。1回。

助成額

10,000円×2回助成  

 

4,000円助成

 

 

※費用の助成は生涯1度限りです。

※接種費用は医療機関により異なります。予約・お問合せは各医療機関へお願いします。

※これまでにこのワクチンを受けたことのある方は、事前に医師にご相談下さい。

ご不明な点ありましたら役場 健康福祉課健康係までお問合せ下さい。

 

この記事に関する
お問い合わせ先

健康福祉課 健康係

〒999-5402
金山町大字金山324-1(金山町役場内)
電話番号:0233-29-5624 ファックス:0233-52-2004
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