風しんの抗体検査・予防接種費用助成

風しんぐらいかかっても大丈夫…と侮っていませんか。

風しんは妊婦が感染すると、目や耳、心臓などに障がいを持った「先天性風しん症候群」の赤ちゃんが生まれる可能性がある重大な病気です。

風しんの感染・流行を防ぐためには、女性だけでなく男性も感染を予防することが大切です。

抗体検査

●抗体検査は、風しんに対する免疫があるかを調べる検査です。抗体価（検査結果）の値によって、風しんに感染する危険性が分かります。結果の見方は以下のとおりです。

8倍：免疫を保有していないため、風しんにかかる可能性が高いです。風しん予防接種をおすすめします

16倍：過去の感染や予防接種により風しんの免疫があり、風しんの発症や重症化は予防できると考えられますが、風しんの感染予防には不十分です。感染によりお腹の赤ちゃんなどへ影響が生じる可能性があります。確実な予防のため、風しん予防接種をおすすめします。

32倍以上：風しんの感染予防に十分な免疫を保有していると考えられます。風しん予防接種は基本的に必要ありません。

女性はもちろん、家庭や職場に今後妊娠の可能性がある女性がいる場合は、男性も抗体価が低い場合は予防接種をおすすめします。

〇対象者

金山町に住所を有する、

昭和45年4月2日~平成7年4月1日生まれの方（今年度29歳～51歳になる方）

※ただし、下記のいずれかに該当する方は対象外となります

・妊娠中または妊娠の可能性がある方

・今までに風しんにかかったことが明らかな方

・今までに風しん予防接種を2回以上受けたことがある方

・今までに風しん予防接種費用助成事業の助成を受けたことがある方

〇料金 無料

〇医療機関 町立金山診療所

〇流れ

1.健康福祉課健康係にお申込み下さい

2.「風しん抗体検査・予防接種費用助成申請書」をお渡しいたします

3.医療機関に予約をし、「風しん抗体検査・予防接種費用助成申請書」をお持ちになって、抗体検査を受けて下さい

4.検査の結果が役場から郵送されます ※結果は約1～2週間後に出ます

5.結果、抗体価がHI法で8倍または16倍だった方は予防接種をおすすめしますので、

下記「予防接種」をご覧下さい

予防接種

〇対象者

1.抗体検査を受けて、抗体価がHI法で8倍または16倍だった方

2.妊婦健診の際の抗体検査で抗体価が低かった方

〇料金（助成額） 4,400円を上限に接種料金の2分の1を補助します

〇医療機関 町立金山診療所

〇流れ

1.検査結果とともに風しん予防接種予診票が送付されますので、医療機関へ予約をし、予防接種を受けて下さい

2.会計で助成額を差し引いた額をお支払い下さい

償還払い

・産婦さんで、産後1か月健診において町外医療機関で風しん予防接種を受けた場合は、接種費用の2分の1（4,400円上限）を補助します。

●風しん予防接種の領収書

●印鑑

●通帳（助成料金の振込先のもの）

をお持ちになって、健康福祉課健康係にてお手続き下さい。

平成30年7月に国内で風しんの流行があり、その患者の中心は30～50代の風しんに対する免疫（抗体）の少ない男性でした。それに伴い、国では風しんに対する追加的対策として、以下の対象の方に風しんの抗体検査と予防接種を無料で実施することとなりました。

抗体検査

〇対象者：昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性

〇料金 無料

〇受け方

・職場の健診

・町の健診（人間ドック、特定健診）

・医療機関（県立新庄病院を除く）

のいずれかにて検査を受けられます。検査は血液検査です。

●健康福祉課より春に送付されたご案内の、「クーポン券（シール）」と「風しん抗体検査受診票（白の3枚複写）」を必ずお持ちになって、上記のいずれかで検査を受けて下さい。医療機関の場合は事前に予約をして下さい。

〇期間 令和7年1月末日まで

予防接種（第5期）

〇対象者 抗体検査（HI法、EIA法等）の結果、抵抗体価または陰性判定だった方

〇料金 無料

〇受け方

1.届いた検査結果より、抗体価が低いまたは陰性、「定期接種該当」となっていることを確認します。

2.医療機関に風しん予防接種の予約をして下さい。

3.予防接種の際に、抗体検査の結果と「クーポン券（シール）」と「風しんの第5期の定期接種予診票（黄色の3枚複写）」をお持ち下さい。

〇医療機関 町立金山診療所、町外で風しん予防接種を実施している医療機関

※抗体価がHI法で16倍だった方で、風しん予防接種を希望される方は、健康福祉課健康係にご相談下さい。希望者は、町から4,400円の補助が出て、町内医療機関でのみ風しん予防接種を受けることができます。