ネイチャーポジティブ宣言
2026年1月1日にネイチャーポジティブ宣言を行います
12月2日の町議会12月定例会初日に、金山町が2026年1月1日に「ネイチャーポジティブ宣言」を行うという行政報告をしました。
行政報告を行う佐藤町長
ネイチャーポジティブ宣言とは
自然環境の悪化が地球規模で進み、生物多様性の喪失が世界的な課題となっていますが、この流れを食い止め、自然の再生を目指すための宣言です。
「ネイチャーポジティブ(自然再興)」は2022年に国際目標に設定され、国内においても「生物多様性国家戦略」が国の目標として位置づけられています。
金山町での生物多様性への配慮について
金山町は古くから農林業を基幹産業とし、1960年代の全町美化運動、1980年代から現在に至る街並み(景観)づくり100年運動のなかで、町の誇りである「金山杉」を活かした、金山らしい街並みや自然環境を保ち更につくり上げて後世に引き継ぐ、持続可能な地域経済を推進する取り組みを行ってきました。
2022年にはゼロカーボンシティ宣言により、脱炭素社会の実現を目指し身近な町民生活から環境保全の活動を進めています。
そのようななか、2002年の全国植樹祭の開催を期に町の木として金山杉、ブナ、ヤマボウシを定め、町制100周年を迎えた2025年1月1日には町の花としてカタクリ、町の鳥としてクマタカを選定しました。特に絶滅危惧種であるクマタカが町の鳥として生息できる環境の維持は、ひいては町民の豊かで持続可能な暮らしにつながるものと考えております。
金山町緑の憲章ロゴマーク
このような取り組みを進めます
・生物多様性がもたらす恵みとそれによる町民の幸福を守るため、生物多様性に配慮した社会の実現を目指します。
・金山杉をはじめとする森林資源を活かし、自然環境がもたらす恩恵に感謝し、自然豊かな町として維持発展を図ります。
・生物多様性の重要性に気づき、自然と共生する農林業を主とした地域社会とゼロカーボンシティの実現を目指すため、日常生活の様々な場面での普及啓発等を行います。
この記事に関するお問合せ先
総合政策課 政策推進係
〒999-5402
金山町大字金山324-1(金山町役場内)
電話番号:0233-29-5602 ファックス:0233-52-2004
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更新日:2025年12月09日