東京金山会通信No.22

例年にない大雪のニュースが聞かれています。金山のみなさま、雪降ろしや除雪作業、どうか気をつけてなされてください。さて、今回は不定期掲載の「東京金山コラム」と題して、「上野駅」をテーマに取り上げてみました。

「東京金山コラム」Vol.1 上野駅

かつて、希望と不安とともに、東北の若者たちは、上野駅の「ターミナルホーム」へたどり着き、都内の各所へわたり、様々な経験を重ね、今日の日本の礎を築いていきました。

日本中での1950年代後半から1970年代まで続いた「集団就職」の流れです。

それは、二度の世界大戦を経て疲弊したヨーロッパ各地から、「自由の女神」へ導かれるようにニュージャージー港へたどり着き、マンハッタンへ向かった若者たちと同じで、世界規模の大きな流れのひとつでもありました。「大都市」へ繁栄が集約され、人々をひきつけた時代。ITや通信が発達した現在。世界中で「コロナ禍」という特殊な状況のなか、時代に、急に背中を押される形で、昨年からこの流れが世界中で変わろうとしています。「どこにいても大都市と変わらない」ことが、新しい価値観といえるのではないでしょうか。今現在、リモートで授業や仕事が行われる世界が当たり前のようになりました。金山町も同様です。数年後には医療も変わることでしょう。特に若者・子どもたちにとって、これまでよりも、さらに大きな可能性が広がる世界となることを期待しています。

かつての「上野駅」も東北方面の終着駅の役目を終え、ひとつの通過駅になりました。大きな時代が流れ始めた2021年、金山出身者・若者たちを、これまで以上に支えていければと思います。

都会でがんばる金山町出身者

HAIR STRADA

（電話：03-5999-5373）

東京都練馬区豊玉北4-1-6-101

西武池袋線桜台駅徒歩3分

西武池袋線/大江戸線練馬駅8分

羽場出身の西田篤です。酒田南高校を卒業後、大学進学を目指しましたが力及ばず、家業を継ぐ選択をしたのが人生のターニングポイントでした。予定を変更し、山形で4年修行した後に姉が先に上京していた事もあり自分も上京し9年中野区の美容室に勤め、2002年憧れだった東京、練馬区にHAIR STRADAをオープンすることが出来ました。今までは月に一度帰省して実家の理容院に立ってましたが、コロナ禍で帰省出来なくなってしまいました。今でも地元の祭囃子を聞くと心が踊り、年齢を重ねる毎に故郷への想いが増してきます。

金山の自然豊かで四季折々の風景を懐かしく、恋しく感じます。早く収まって金山に帰れる事を願ってます。

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自薦、他薦、年齢は問いません。我が故郷金山の思い出を語って頂けないでしょうか？

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