東京金山会通信No.32

いつのまにか、足元が冷えるくらいの東京。そろそろ冬の準備を始めなければならない季節ですね。今回はそんな足元から暖かくなるコラムと、Somewhere in Tokyo「東京のどこかで」と題して、「花」をめぐるアートの話題です。

「東京金山コラム」Vol.11 「囲炉裏端」

なぜか囲炉裏端には、おじいちゃんの姿が似合う。黒い鉄器があって、黒い煤と柔らかい空気。東京の近代的な母屋では、今は家の中、マンションならなおさら、スプリンクラーが作動してしまいそう。火を起こす事自体が憚れるだろう。囲炉の周りには、不思議と人が集まる。寒い夜でも暖かく、白湯かお茶かをいただいて、外に積もる雪を忘れさせてくれる。おじいちゃんの「昔話」を聞きながら、冷える足先も、霜焼けも忘れるくらいに暖まる囲炉裏端。絶対に忘れたくないですね。

Somewhere in Tokyo 「東京のどこかで」

撮影後にドライフラワーがもったいないと思い、フラワーアーティストさんへ意見を聞いたら、彼女いわく「いつも生花扱ってるから、バッサリ捨てな。潔さも大事だよ！必要ならまた造るから！！」気風の良さ、感銘。製作に丸2日かかるドライフラワーのティアラ。

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