○金山町子ども・子育て支援法教育・保育給付認定事務取扱要綱
平成26年11月28日
告示第64号
(趣旨)
第1条 この要綱は、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下「法」という。)の規定による教育・保育給付認定事務の取扱いに関し、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条 この要綱において使用する用語の意義は、法、子ども・子育て支援法施行令(平成26年政令第213号)及び子ども・子育て支援法施行規則(平成26年内閣府令第44号。以下「府令」という。)で使用する用語の例による。
(申請)
第3条 教育・保育給付認定を受けようとする小学校就学前子どもの保護者は、金山町子ども・子育て支援法施行細則(平成26年金山町規則第6号。以下「規則」という。)第3条に規定する施設型給付費・地域型保育給付費等支給認定申請書(兼 児童台帳)(以下「申請書」という。)を町長に提出しなければならない。
(1) 法第19条第1項第1号に掲げる小学校就学前子どもの認定を受けようとする者 利用しようとする特定教育・保育施設(認定こども園及び幼稚園に限る。)、健康福祉課又は教学課
(2) 法第19条第1項第2号又は第3号に掲げる小学校就学前子どもの認定(以下「保育認定」という。)を受けようとする者 利用しようとする特定教育・保育施設(認定こども園及び保育所に限る。)、特定地域型保育事業者、健康福祉課又は教学課
(必要書類)
第5条 申請書には、次の書類を添付しなければならない。ただし、当該書類により証明すべき事実を、町長が公簿等によつて確認することができるときは、当該書類を省略させることができる。
(1) 利用者負担額の算定のために必要な書類
(2) 保育認定を受けようとする者にあつては、保育を必要とする事由に応じて保育認定のための審査及び調査に必要な書類として別に定める書類
(調査及び審査)
第6条 町長は、申請内容及び保育認定に係る状況を把握するため、申請書及び必要書類の確認、保護者との面接等により調査及び審査を行うものとする。
(教育・保育給付認定)
第7条 町長は、前条の規定による調査及び審査の結果、法第19条第1項各号に掲げる小学校就学前子どもに該当すると認められるときは、支給認定を行うものとする。
ア 1月において120時間以上就労し、就学し、又は職業訓練を受講することを常態とするとき 保育標準時間認定(1日当たり11時間までの利用の保育認定をいう。以下同じ。)
イ 1月において64時間以上120時間未満就労し、就学し、又は職業訓練を受講することを常態とするとき 保育短時間認定(1日当たり8時間までの利用の保育認定をいう。以下同じ。)
(2) 府令第1条の5第2号から第5号まで又は第8号に掲げる事由に該当するとき 保育標準時間認定
(3) 府令第1条の5第6号又は第9号に掲げる事由に該当するとき 保育短時間認定
(4) 府令第1条の5第10号に掲げる事由に該当するとき 前3号に掲げる区分に準じ、その事由を勘案して町長が保育標準時間認定又は保育短時間認定のいずれかの区分を認定する。
(有効期間)
第8条 町長は、教育・保育給付認定を行うに当たつては、府令第8条の規定に基づき、当該教育・保育給付認定の有効期間を設定するものとする。
2 府令第8条第4号ロ、第6号、第7号、第12号及び第13号に規定する市町村が定める期間は、次のとおりとする。
(1) 府令第8条第4号ロに規定する市町村が定める期間 90日
(2) 府令第8条第6号及び第12号に規定する市町村が定める期間 育児休業の期間等当該子ども及び保護者の状況並びに地域における保育利用の公平性を勘案して町長が認める期間。ただし、原則として育児休業の対象となる子どもの出産後1年を経過する日の属する月の末日までを限度とする。
(3) 府令第8条第7号及び第13号に規定する市町村が定める期間 保育が必要な事由並びに子ども及び保護者の状況を勘案して町長が認める期間
(認定証の交付等)
第9条 町長は、教育・保育給付認定を行つたときは、規則第4条に規定する支給認定証を当該教育・保育給付認定に係る保護者に交付するものとする。
2 町長は、教育・保育給付認定に係る保護者及び教育・保育給付認定に係る小学校就学前子どもが利用する特定教育・保育施設等に対して、利用者負担額に関する事項を通知するものとする。
(却下)
第10条 町長は、教育・保育給付認定の申請が支給要件を満たさないときは、規則第5条に規定する支給認定申請却下通知書により当該申請に係る保護者に通知するものとする。
(現況届)
第11条 支給認定証の交付を受けた保護者は、規則第6条に規定する支給認定現況届(兼 児童台帳)(以下「現況届」という。)を毎年、町長に提出しなければならない。
2 現況届には、次の書類を添付しなければならない。ただし、当該書類により証明すべき事実を、町長が公簿等によつて確認することができるときは、当該書類を省略させることができる。
(1) 利用者負担額の算定のために必要な書類
(2) 保育認定を受けている者にあつては、保育を必要とする事由に応じて継続する保育認定のための審査及び調査に必要な書類として別に定める書類
3 町長は、第1項の届出を受け、当該教育・保育給付認定に係る保護者の利用者負担額を変更する必要があると認めるときは、当該教育・保育給付認定保護者及び当該教育・保育給付認定保護者が利用する特定教育・保育施設等に対して、変更後の利用者負担額に関する事項を通知するものとする。
(その他)
第12条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。
附則
(施行期日)
1 この要綱は、法の施行の日から施行する。
(金山町保育の実施に関する事務取扱要綱の廃止)
2 金山町保育の実施に関する事務取扱要綱(平成10年金山町告示第16号)は、廃止する。
附則(令和元年10月30日告示第100号)
この要綱は、公布の日から施行し、令和元年10月1日から適用する。